スズメバチ
分類:ハチ
この害虫の特徴と被害
スズメバチは、非常に強力な毒と攻撃性を持つ危険な昆虫です。特に「オオスズメバチ」や「キイロスズメバチ」は、住宅の軒下や屋根裏、床下などに巨大な巣を作ることがあり、家族や近隣住民への安全を脅かす重大なリスクとなります。
主な被害とリスク
- アナフィラキシーショック: 刺された際に激しい痛みとともに全身の炎症や呼吸困難を引き起こし、最悪の場合は命を落とす危険があります。
- 威嚇と攻撃: 巣の近くを通るだけで敵とみなされ、集団で襲ってくることがあります。
- 再発性: 一度巣を作られた場所は、翌年以降も別の女王蜂が巣を作る「再発」が起こりやすい傾向があります。
リフォーム・外回りの対策ポイント
ハチ対策は「巣を作らせない環境づくり」が全てです。建物のメンテナンス時に以下の対策を施すことで、リスクを大幅に軽減できます。
① 軒下・換気口への防虫ネット設置
スズメバチは雨風をしのげる屋根裏や換気口の奥に侵入して巣を作ります。リフォーム時には、床下換気口や小屋裏の通気口に目の細かい防虫ネットを内側から設置し、物理的な侵入をシャットアウトします。
② 隙間の封鎖(シーリング処理)
サイディングの継ぎ目や軒天井の剥がれなど、わずかな隙間から建物内部へ侵入されます。外壁塗装や補修のタイミングで、これらの隙間を専門的なシーリング材で完全に密閉し、潜り込めるスペースをなくすことが重要です。
③ 忌避剤のコーティング
巣を作られやすい軒下やベランダの天井付近に、ハチが嫌がる成分を含むプロ仕様の忌避コーティングを施すのも一つの手です。定期的なメンテナンスと合わせることで、ハチを寄せ付けない住まいを維持します。