防除士が診る京都府の地勢リスク
●京町家・伝統建築(京都市内):土壁や通し柱、入り組んだ床下構造を持つ町家は、シロアリの侵入を許すと建物全体に被害が波及しやすい傾向にあります。特に「通り庭」付近の湿気管理は、シロアリ防除の生命線です。
●盆地特有の過湿(南部):夏場の圧倒的な湿度が床下に滞留し、木材の腐朽を加速させます。近年は、断熱改修を行った古い家屋において、気密性が上がった分、床下の通風が死角となり、ヤマトシロアリが爆発的に増殖する事例が散見されます。
●日本海側の冬期湿度(北部):雪解け水による土壌の飽和状態が続き、春先のヤマトシロアリ群飛が他地域より激しい傾向にあります。