Restoration Record No. 4

【土佐市】2階の天井から羽アリが?雨漏りが引き金となった天井裏のヤマトシロアリ被害と蟻道の発見

監修:シロアリトラブル大辞典 専門家ネットワーク

【土佐市】2階の天井から羽アリが?雨漏りが引き金となった天井裏のヤマトシロアリ被害と蟻道の発見

Fig. 01: 現場検証時の視覚的記録

対象の分類目録 羽アリ
推定費用目安
施工期間
Diagnosis

施工前の状況・ご相談内容

「2階の部屋で羽アリを見つけた。でも、シロアリって床下にいるものじゃないの?」
高知県土佐市のお客様から寄せられたこの疑問が、今回の調査の始まりでした。
有限会社黒潮消毒が現地へ急行し、徹底的な潜
Diagnosis

施工前の状況・ご相談内容

土佐市内の一軒家にお住まいのお客様より、2階の室内で羽アリが飛散しているとの通報をいただきました。 通常、ヤマトシロアリは床下の湿気を好みますが、今回のケースでは1階部分に目立った被害が見られませんでした。 さらなる調査のため天井裏へ潜入したところ、屋根の接合部からの雨漏り跡を確認。そこから供給された水分が梁(はり)を伝い、木材が常に高湿度状態に保たれていました。 梁の表面には、シロアリが移動経路として構築した空中蟻道が伸びており、2階天井裏という異例の場所での活動が明らかになりました。
Restoration

施工内容および再生の結果

ヤマトシロアリが2階に現れる最大の理由は、「水分の供給源が上部にあること」です。 今回の事案では、雨漏りによって木材が濡れていたため、シロアリは床下から壁内部の隙間を伝って垂直移動を行い、天井裏に新たな活動拠点を築いていました。

施工では、まず天井裏の梁および柱に穿孔(せんこう)処理を施し、薬剤を深部まで高圧注入しました。 さらに、壁内部の「移動ルート」を遮断するため、1階から2階へ続く立ち上がり部分にも防蟻処理を実施。 これにより、現在活動中の個体を全滅させるとともに、新たな侵入を防ぐバリアを構築しました。

駆除完了後、お客様には「シロアリを止めるには、まず水を止めること」の重要性を説き、提携する建築業者による屋根の防水補修を強く推奨いたしました。 「羽アリが2階で出たら、まず屋根を疑え」。 建築構造と害虫生態の両面からアプローチすることで、建物の寿命を大きく縮める二次被害を食い止めることができました。

📜 当事案を担当した専門家:実録監修
専門家からの所見・メッセージ
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