Fig. 01: 現場検証時の視覚的記録
対象の分類目録
ヤマトシロアリ
推定費用目安
施工期間
Diagnosis
施工前の状況・ご相談内容
茨城県つくば市における今回の事例は、屋外のウッドデッキという「外部の温床」が、母屋へと被害を広げる警告灯となった典型的なケースです。現地調査では、一見健全に見える束柱や床板が、シロアリの手によって内部
Survey
ウッドデッキの損壊調査と侵入経路の特定
打診調査により、ウッドデッキ束柱の内部空洞化を確認。さらに建物本体への波及を調べるため、床下および玄関土間の重点調査を実施しました。結果、玄関タイル付近に建物内部へと続く蟻道跡を捕捉し、被害が「屋外点」から「住宅面」へと拡大している危機的状況を特定しました。
Action
穿孔注入と帯状散布による「化学的バリア」の再構築
まず、強度の失われたウッドデッキ部材を撤去し、防蟻処理済みの新材で構造を補強。続いて、被害の核心部である玄関周辺に対し、タイル目地から薬剤を圧入する「穿孔注入(せんこうちゅうにゅう)」を精密に実施しました。これにより、基礎内部に潜む個体を死滅させると同時に、目に見えない隙間をバリアで封鎖します。仕上げに、床下全域へ帯状散布を行い、建物全体を包み込む堅牢な防御層を形成しました。
After
建物の健康寿命を延ばす、多重防御の完成
屋外の温床となっていたウッドデッキは防腐・防蟻処理によって再生され、建物本体は穿孔注入と床下散布による二重の防壁で守られました。これにより、シロアリの侵入ルートは物理的・化学的に完全に遮断されました。今回の施工は、単なる駆除に留まらず、住宅の資産価値を維持するための「構造再生」と言えます。
「被害が出る前の予防こそ、最も賢く安上がりなメンテナンスである」。
当事案を担当した専門家:実録監修
専門家からの所見・メッセージ
大阪本社を中心に全国23拠点を展開する株式会社アビリティの最大の強みは、建物の構造を熟知した上での「自社一貫施工」にあります。単なるシロアリ駆除に留まらず、雨漏り修繕や屋根リフォーム、さらには高度な封鎖技術を要する害獣対策まで幅広く対応できる点は、住まいの資産価値を守る上で非常に合理的です。外注に頼らず、診断から施工、そして「最長10年」という長期保証までを自社で責任を持って完結させる体制は、技術力への強い自信の現れと言えるでしょう。建物の構造的な弱点を的確に補強し、長期的な安心を提供してくれる、建築のプロも信頼を寄せる総合メンテナンス集団です。