Fig. 01: 現場検証時の視覚的記録
対象の分類目録
ヤマトシロアリ
推定費用目安
施工期間
Diagnosis
施工前の状況・ご相談内容
住宅の健康寿命を脅かす「見えない侵略者」、それがカンザイシロアリです。今回、埼玉県川越市の物件で確認されたのは、一般的なヤマトシロアリとは異なり、土壌を介さず乾いた木材のみで生存する特殊な生態を持つ個
Survey
点検口の設置と「音・触診」による精密深部調査
既存の住宅では、屋根裏や壁内の全容を把握するための「入り口」が不足していることが多々あります。今回はまず、中天井に新たな点検口を新設。これにより、これまで物理的に不可能だった領域へのアクセスを確保しました。
調査では打音検査と特殊探知機を併用し、大引きや根太の内部を精査。叩くと響く軽い音は、木材内部が食い荒らされ、強度が著しく低下している証拠です。目視できない壁内部のコロニーを特定するため、排泄物の堆積パターンから逆算し、被害の主戦場をミリ単位で特定しました。
Action
穿孔注入(せんこうちゅうにゅう):構造深部への直接アプローチ
After
5年、10年先を見据えた「長期経過観察」の始動
施工から3ヶ月後の定期点検において、新たな糞の排出や活動音は一切確認されず、物理的・化学的バリアの構築が成功したことを証明しました。しかし、カンザイシロアリの性質上、一度の施工で完結と思わず、6ヶ月、12ヶ月と継続的なモニタリングを行う「総合管理体制」へと移行しています。 見えない場所で進行する劣化を食い止め、資産価値を維持するための土台がここに再建されました。
「被害が出る前の予防こそ、最も賢く安上がりなメンテナンスである」。
当事案を担当した専門家:実録監修
専門家からの所見・メッセージ
大阪本社を中心に全国23拠点を展開する株式会社アビリティの最大の強みは、建物の構造を熟知した上での「自社一貫施工」にあります。単なるシロアリ駆除に留まらず、雨漏り修繕や屋根リフォーム、さらには高度な封鎖技術を要する害獣対策まで幅広く対応できる点は、住まいの資産価値を守る上で非常に合理的です。外注に頼らず、診断から施工、そして「最長10年」という長期保証までを自社で責任を持って完結させる体制は、技術力への強い自信の現れと言えるでしょう。建物の構造的な弱点を的確に補強し、長期的な安心を提供してくれる、建築のプロも信頼を寄せる総合メンテナンス集団です。