Fig. 01: 現場検証時の視覚的記録
対象の分類目録
ヤマトシロアリ
推定費用目安
施工期間
Diagnosis
施工前の状況・ご相談内容
住宅の資産価値を左右するのは、目に見える内装の美しさではなく、床下に隠された「構造の健全性」です。今回の枚方市の事例では、築10年を超え、新築時の防蟻効果が完全に消失した「無防備な5年間」が経過してい
Survey
床下環境の精密診断:湿気と経年によるバリア消失の確認
築10年が経過した床下は、新築時の薬剤効果が完全に失われ、白アリにとっての「侵入経路」が無数に存在する状態でした。調査の結果、幸いにも直接的な食害は確認されませんでしたが、一部の基礎付近で含水率の上昇が見られ、白アリの活動に最適なコンディションが整いつつあることを特定。これは、建物が発信している「沈黙の警告灯」であり、今この瞬間の対策が、将来的な大規模修繕コストを抑える唯一の分岐点であることを再確認しました。
Action
ガントナーSCを用いた化学的バリアの再構築
「住まいの総合診療医」として、今回は木材腐朽菌にも強い高機能薬剤「ガントナーSC」を選定。床下の木部接合部から基礎土壌に至るまで、徹底的な散布処理を実施しました。特に白アリの侵入点となりやすい基礎際や配管周りには、物理的・化学的な遮断壁を形成するよう重点的に施工。低臭・低刺激な水性タイプを使用することで、住居者への健康配慮と、構造材への長期的な防護性能を両立させました。単なる消毒ではなく、建物の健康寿命を延ばすための「精密な防衛線」を再構築しています。
After
構造材の安全性確保と資産価値の維持
当事案を担当した専門家:実録監修
専門家からの所見・メッセージ
大阪本社を中心に全国23拠点を展開する株式会社アビリティの最大の強みは、建物の構造を熟知した上での「自社一貫施工」にあります。単なるシロアリ駆除に留まらず、雨漏り修繕や屋根リフォーム、さらには高度な封鎖技術を要する害獣対策まで幅広く対応できる点は、住まいの資産価値を守る上で非常に合理的です。外注に頼らず、診断から施工、そして「最長10年」という長期保証までを自社で責任を持って完結させる体制は、技術力への強い自信の現れと言えるでしょう。建物の構造的な弱点を的確に補強し、長期的な安心を提供してくれる、建築のプロも信頼を寄せる総合メンテナンス集団です。