Restoration Record No. 81

西東京市|「湿潤の連鎖」を断つ構造修繕。雨漏りから誘発されたシロアリ被害への全方位防衛

監修:シロアリトラブル大辞典 専門家ネットワーク

西東京市|「湿潤の連鎖」を断つ構造修繕。雨漏りから誘発されたシロアリ被害への全方位防衛

Fig. 01: 現場検証時の視覚的記録

対象の分類目録 ヤマトシロアリ
推定費用目安
施工期間
Diagnosis

施工前の状況・ご相談内容

ベランダ軒天の水滴は、建物の危機を知らせる「警告灯」です。本現場の核心は、外壁のクラックやシーリングの劣化から浸入した雨水が、建物の深部を「湿潤状態」に変えていた点にありました。
Survey

散水調査による浸入経路の特定と、隠れた「蟻道」の発見

まず実施したのは、目視では判別不能な水の通り道を特定する「散水調査」です。外壁のクラックおよびシーリングの破断箇所から、室内・軒天へと至る浸入ルートを物理的に解明しました。さらに床下と天井裏を徹底調査したところ、雨漏り箇所の直下にシロアリの通り道である「蟻道」を確認。湿気により脆弱化した木材が、シロアリの食害ターゲットとなっている事実を突き止めました。
Action

防水外壁補修と、構造材を守る「穿孔注入」による精密防除

第一に、外壁のクラック補修とシーリングの全打ち替えを行い、外部からの水供給を遮断する「物理的バリア」を再構築しました。その上で、シロアリに対しては「穿孔注入(せんこうちゅうにゅう)」を採用。被害を受けている構造材の核心部へ直接薬剤を圧入し、内部に潜む個体を確実に駆除しました。床下全面への土壌処理と天井裏の木部処理を併用し、建物全体を「化学的バリア」で包囲。仕上げとして、長年の湿気で発生したカビ・雑菌に対する消毒処理を施し、住環境を清浄化しました。

After

見えないバリアの復活。雨漏りと害虫の不安を同時に解消

今回の同時施工により、雨水の浸入とシロアリの食害という、建物の資産価値を脅かす二大要因を根絶しました。施工後は軒天のシミや水滴も止まり、建物内部の湿度は正常値へと回帰。構造材の強度は維持され、住まいの総合診療医としての多角的なアプローチが、建物の再生を完遂させました。再発防止に向けた5年間の保証体制を整え、資産価値を守り抜く環境が整いました。


「被害が出る前の予防こそ、最も賢く安上がりなメンテナンスである」
📜 当事案を担当した専門家:実録監修
専門家からの所見・メッセージ
大阪本社を中心に全国23拠点を展開する株式会社アビリティの最大の強みは、建物の構造を熟知した上での「自社一貫施工」にあります。単なるシロアリ駆除に留まらず、雨漏り修繕や屋根リフォーム、さらには高度な封鎖技術を要する害獣対策まで幅広く対応できる点は、住まいの資産価値を守る上で非常に合理的です。外注に頼らず、診断から施工、そして「最長10年」という長期保証までを自社で責任を持って完結させる体制は、技術力への強い自信の現れと言えるでしょう。建物の構造的な弱点を的確に補強し、長期的な安心を提供してくれる、建築のプロも信頼を寄せる総合メンテナンス集団です。

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