Technical Dissertation No. 52

【熊本版】熊本地震から10年。復興住宅を狙うシロアリの罠と「5年保証」の落とし穴

監修:シロアリトラブル大辞典 専門家ネットワーク

2016年の熊本地震から、早いもので10年が経とうとしています。震災後に建て直した家、あるいは大規模修繕を行った家にお住まいの熊本県民の皆様へ。今、あなたの家の「防衛期限」が切れていることをご存知でしょうか?

新築・改築時のシロアリ対策(防蟻処理)の効果は、わずか5年で消失します。放置された住宅は、今まさに熊本の肥沃な大地に潜むシロアリたちの標的となっています。大地震を乗り越えた大切な家を、虫に食い潰させてはいけません。

1. 熊本の「復興住宅」に忍び寄る「保証切れ」の恐怖

熊本地震(2016年)の後に新築された多くの住宅は、2021年頃にシロアリ保証が切れ、現在は「完全に無防備な状態」で5年が経過しようとしています。シロアリ被害は、保証が切れた後の5年〜10年の間に爆発的に増加します。

2. なぜ熊本はヤマト・イエ両種の「最強混生域」なのか

熊本市から八代市にかけての平野部は、湿潤な気候によりヤマトシロアリが。そして天草などの沿岸部から内陸へ侵入するイエシロアリが。熊本はまさに「シロアリの激戦区」です。特にイエシロアリに狙われると、家全体の強度が数年で失われます。

💡 建築士の視点:耐震等級3でも、食われたら意味がありません
どんなに高い耐震性能を誇る復興住宅でも、柱の根元を10cm食われるだけで、その耐震性能は半分以下に低下します。熊本の家を守ることは、家族の命を守ることと同義です。
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現場で戦うプロフェッショナルの皆様へ。
本項の「情報の更新・知見の追加」を求めています。

本寄稿は執筆時点での最善の知見に基づいておりますが、住環境を取り巻く技術や害虫の耐性、建築工法は刻一刻と変化しています。常に最新の現場感覚を反映させることが「百科全書」の使命です。

本項の内容に対する実務的な補足、最新事例による修正をご提示いただける専門家の方(建築士、防除士、駆除士、現場職人)の声を募集しております。

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