防除士が診る東京都の地勢リスク
●23区密集地(都市型食害):ヒートアイランド現象により床下温度が冬場も下がらず、本来休眠するヤマトシロアリが一年中活動し続ける事例が臨床データとして顕著です。隣家との距離が数センチという現場では、一軒の発生が瞬く間に街区全体へ波及します。
●湾岸・城東エリア(低地とイエシロアリ):江戸川・江東・港区などの沿岸部は、かつての湿地帯や埋立地であり地下水位が高い。近年は温暖化に伴い、イエシロアリの食害報告が急増しています。
●多摩・島嶼部(森林と特殊環境):広大な森林を抱える Tama エリアはヤマトシロアリの供給源。さらに小笠原・伊豆諸島はダイコクシロアリ等の亜熱帯種のリスクが国内で最も高い地域の一つです。